
身体の健康に欠かせないビタミン。調理法によって摂取できる量が変わる事をご存じですか?
ビタミンには熱に強く油と一緒に取ると吸収しやすい(脂溶性ビタミン)と、水に溶けやすく熱に弱い(水溶性ビタミン)とがあり、効果的に取るには調理法や食べ方がポイントです。

●主な脂溶性ビタミン
ビタミンA・・・油で炒める。油を使ったドレッシングと合わせる。
○ にんじん
○ 鶏レバー
ビタミンD・・・油やカルシウムと一緒に取る。
○ きくらげ
○ 鮭

ビタミンE・・・酸化しやすいので食材が新鮮なうちに生で食べるか調理後すぐにたべる
○ サラダ油
○ ブリ
●主な水溶性ビタミン
ビタミンB1..水には比較的熱には強いので、手早く炒める。
○ 豚肉

○ そば
ビタミンB2・・比較的熱には強いが煮ると溶出するので、煮汁と共に取る。
○ ウナギ
○ 納豆
○ 卵

ビタミンC・・・水にも熱にも弱いので生で食べるか、手早く調理する。
○ ブロッコリー
○ イチゴ
調理法の違いでビタミン損失量が大きく左右されます。特に、水溶性ビタミンは水につけたり煮たりすると、水中に20%~50%、
多い物では80%も溶出してしまいます。
